《母乳が足りているか心配》母乳が足りてるサインと軌道にのるまで

産院から自宅に戻ったあと、ちゃんと母乳が足りているか心配です

赤ちゃんの体重がなかなか増えません母乳が足りていないんでしょうか

母乳育児に不安を感じる理由は様々ですが、「母乳不足」で相談に来られる方は多いです

ほとんどのおっぱいは『問題ない良いおっぱい』です

でも周囲から「おっぱい足りてないんじゃない?」と言われたり、新生児の健診などでミルクを足すよう指導され、母乳を飲む量が減り分泌が悪くなって本当の母乳不足になってしまいます

不安感からくる母乳不足は「母乳不足と思っているだけ」で、本当の母乳不足ではありません

このページでは少しでもママ自身が「母乳が足りている」という事がわかるようお話ししていきます

赤ちゃんがどれくらい母乳を飲んでいるかわかりません

赤ちゃんが母乳を飲む様子、オムツのぬれ具合をみてみましょう

母乳はミルクと違って飲んだ量がわかりにくく、足りているか不安になるママも多いです

赤ちゃんがどれぐらい飲んでいるか目安としてわかりやすいのはおしっこの量です

1日6回以上オムツがしっかり濡れていれば赤ちゃんは母乳を十分飲んでいます

母乳が足りている目安をまとめましたので参考にしてください

母乳が足りてる目安

《赤ちゃんの様子》
1)赤ちゃんが元気に生き生きとしていて、手足もよく動き、皮膚に張りがある

2)母乳を1日最低8回以上飲んでいる
 (母乳を飲んでいる時はコクコクのどを鳴らす音がする)

2)おむつがおしっこやうんちで6〜8回しっかり濡れている(交換の回数ではありません)

3)赤ちゃんの体重増加が1日平均18〜30g、1カ月で560g以上増えている。
※体重の増え方は個人差が大きいので心配なときは自己判断せず、母乳育児相談室や助産師などに聞いてみましょう

《ママの様子》
1)飲ませている時、片側のおっぱいから母乳が滲んでくる

2)母乳が出ている感覚(催乳感覚)がある

3)授乳の後にのどがかわく、お腹がすく など

体重が増えていないと言われました

赤ちゃんによって個人差はあります

すぐにミルクに頼らずこまめに相談できる助産師を頼ってみましょう

おおよそ産院で入院している期間(約1週間)は生理的体重減少といって赤ちゃんの体重が一時的に減るものです

この時期の体重減少はどの赤ちゃんにも見られる生理的なものなので心配しなくて大丈夫なんです

生まれた時の体重の10%以内の体重減少は正常の範囲です

1〜2週間程度で元の体重にもどっていきます

ママたちが困るのが2週間健診や1ヶ月健診で体重が増えていない時ですよね


赤ちゃんの体重が1日あたり30g、1ヶ月あたり1kg以上増えていないと「体重の増えがよくない」と言われることが多いです

ですが、これはあくまでも目安です

生後1ヵ月でグッと体重が増える赤ちゃんもいれば、半年まではなかなか体重が増えづらかったのにそこからグッと増えてくる赤ちゃんと本当にさまざまなのです

もしミルクを足すようにいわれた場合も、母乳分泌を減らさないために次のことを注意して飲ませてあげてください

ミルクを追加する時の注意点

1)必ず最初に母乳をしっかり飲ませてから、ミルクをあげるようにしましょう

2)ミルクの追加量は、授乳間隔が2時間半〜3時間以上あかない程度を目安にしましょう

3)ママの乳首と哺乳ビンの乳首との混乱を避けるために、スプーンやコップでの哺乳をおすすめします

※哺乳ビンを使用する場合は、桶谷式とピジョンで共同開発した「母乳相談室」がおすすめ
赤ちゃんが母乳が上手に飲めるようになるための訓練用哺乳ビンです
母乳を飲む時と同じような舌の使い方で飲めるよう作られています

おっぱいが張らなくなってしまいました

おっぱいが張らなくても母乳はちゃんと作られるので大丈夫です!

授乳前には必ずおっぱいが張ると思っているママも少なくありません

授乳の時間におっぱいが張っていなくても赤ちゃんが満足そうに飲んでいればそれで大丈夫です

逆に、いつも母乳が張っている状態だと「母乳がたくさんあるから作らなくていい」と脳が判断し、母乳の分泌をおさえてしまいます

乳房は母乳を貯める場所ではないので常に張っている必要はないんです

飲ませてもすぐ泣いてしまいます

赤ちゃんはいろんな理由で泣きます おっぱい以外のことはどうでしょう?

母乳育児のペースが安定して、授乳のペースができ上がるまでには100日はかかるといわれています

ママのおっぱいが出る感覚と赤ちゃんの飲み方が一致して、授乳感覚が約2時間〜2時間半くらいに落ちついてくるのもこの頃です

それまでは泣くたびに何回でもおっぱいを吸わせる必要があります

赤ちゃんは上手に飲む練習、ママは母乳がよく出るようにする土台作りの期間なのです

この時期が過ぎれば授乳のリズムができ、ママも育児に慣れてきて空腹で泣いているのか、他のことで泣いているのか区別がついてくるでしょう

慣れるまでがしんどいと思いますが、泣いたら抱っこしておっぱいをあげることに専念しましょう

家族にも協力を得たり、産後ケアの活用も考えてみてもいいですね

でも、授乳もケアもちゃんとしているのに泣き止んでくれない時もあります

赤ちゃんも人間です

お腹が空いた、オムツが気持ち悪い以外にも甘えたかったり、不安を感じたり様々なことで何か訴えたくなることもあるでしょう

赤ちゃんはなくことで色々なことを表現します

まずは抱っこしてあげ、ママが語りかけてあげたり、トントンゆらゆらしてあげると落ち着いてくることもあるでしょう

だんだん赤ちゃんがどんなことを伝えたくて泣いているか聞き分けることができるようになってくると思います

辛い時は周囲を頼ってママ自身も心と体にゆとりを持って赤ちゃんに接していけるようサポートしてもらいましょう

母乳が足りているか判断するのは難しいことです

悩むことがあれば出産された産院や地域の助産院の助産師さんにぜひ相談してください

あなたが母乳育児を楽しむことが何より大切なのですから

この記事を読んで聞きたいことや不安に思うことがあればいつでもコメントやメールでご連絡くださいね

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