《鼻吸引って必要?》こんな時は吸引してOK。鼻吸引メリットデメリット

子どもが鼻水が詰まってて苦しそう
鼻吸引してとってあげたほうがいい?

鼻吸引の道具を買おうと思いますが必要ですか?

こんなママたちの声をよく聞きます

子どもが小さい時はしょっちゅう風邪をひいて鼻がズルズル

特に夜、横になっていると鼻が詰まって苦しそうにしていることはよくありますよね

私も子どもが苦しそうにしている姿を見て、鼻吸引をした方がいいのか何度迷ったことか

ネットでも「鼻吸引は積極的にした方がいい!」という意見もあり、判断に迷うところです

結論から言うと、鼻吸引は絶対必要というものではありません

私は鼻吸引器を使わず子育てしてきました

鼻吸引が必要かなと思われる時期は自分で鼻がかむのが難しい小学生までの子たちです

その時期を過ぎれば鼻吸引器もいらなくなるのです


でも心配な方は鼻吸引器を使ってもOKですよ

どっちやねん!という声が聞こえてきそうですが、鼻吸引器を使う・使わないはどちらでも大丈夫です

あなたがやりやす方法でいいのです

使う場合のタイミングや、吸引器なしでのホームケア、受診のタイミングを知っておくと良いでしょう

このページでは鼻吸引のメリットデメリットを私の経験も交えてお話しします
どんな時に吸引してあげたらいいのかわかるようになります

鼻水は鼻腔の温度・湿度の調整、異物を外に出す大切な役割がある

鼻吸引しても風邪が早く治る根拠はない

過度な吸引はNG!鼻詰まりで夜間眠れない、水分がとれないときに吸引

長期の鼻詰まりは中耳炎・副鼻腔炎のリスクあり 小児科・耳鼻科受診を

鼻は空気を吸い込んだり、匂いを感知する部分です

鼻水は、この機能が問題なく働くように「温度・湿度を調整」したり「異物から鼻粘膜を守る」役割があります

急性副鼻腔炎の治療ガイドラインでは「鼻吸引」は「医学的な根拠は乏しいが経験的に推奨する」ということになっています

つまり、鼻吸引をすることで風邪を治すのに効果があるという根拠はないということです

鼻水は体を守る反応の一つです

薬を使って鼻水を止めてしまったり、過度に吸引して取り除いたり、鼻の粘膜を傷つけてしまうことは、かえって症状を悪化させることもあります

自宅での鼻吸引のデメリット

・過度な吸引で鼻粘膜を傷つけてしまう(症状が悪化する)

・吸引圧が高いと鼓膜や目に影響が出る場合がある

・鼻吸引による恐怖心が強くなりストレスになる

とはいえ、鼻吸引をしてあげた方がいい場合もあります

以下の場合は吸引をしてあげて楽にしてあげても良いでしょう

鼻吸引のタイミング

・鼻水が多くて夜間眠れない(十分な休息が取れない)

・鼻詰まりで水分摂取ができない(おっぱい・ミルクが飲めない)

・鼻詰まりで呼吸が苦しそう(機嫌が悪い)

吸引器を選ぶときのポイントは、「子どもの状況にあったもの」「使いやすさ」です

赤ちゃんが鼻詰まりを起こす理由は様々です

慢性的に鼻詰まりがあり吸引が必要なのか、時々風邪を引いた時だけ吸引が必要なのかにもよります

また、使うのはママ・パパなので使いやすさ・持ちやすさも考えて選ぶことも大切です

吸引器には

  • 電気を使わないタイプ
  • 電動ハンディタイプ
  • 電動タイプ(据え置き型)

があります

個人的には、電動ハンディタイプがおすすめです


電気を使わないタイプは手動・口で吸うタイプがあります

低価格でパーツも少ないのでお手入れは楽ですが、吸引力に欠けることがあります

また口で吸うタイプは高確率で子どもの風邪をもらうので覚悟が必要です(経験あり)

電動タイプ(据え置き型)は慢性的な吸引が必要な場合は吸引力も医療レベルですし申し分ないと思います

価格も10,000円近くするので高額ですが使用頻度が多いならもったいなくもないでしょう


価格もほどほどに、吸引力もあり、手軽に持ち運べるのが電動ハンディタイプでしょう

鼻吸引以外にもお家でできる鼻水ケアもあります

加湿・衣類を調節して温かくする(お風呂もおすすめ)

大人もそうですが、乾燥・寒いと鼻水が硬くなり詰まりやすくなります

加湿器などで部屋を加湿し、衣類や空調を調節して体を温めましょう

蒸しタオル・入浴する

お風呂に入ると加湿・保温ができるので鼻水が柔らかくなり外に出やすくなります

もし吸引や鼻を噛むなら入浴後のタイミングが鼻水がとれやすくおすすめです

※入浴する場合は、鼻水以外の体調が良い時にしましょうね

お風呂に入れない場合は、鼻の付け根や鼻の下に蒸しタオルを当てるとつまった鼻水がやわらかくなり、取れやすくなります

蒸しタオルをするときは、鼻と口の両方をふさいでしまわないように注意しましょう

水分(おっぱい・ミルク)はこまめに飲ませてあげる


鼻水も水分です

こまめに水分を摂らせてあげることで鼻水を出やすくし、また脱水症を防ぐことにもなります

特に授乳中の赤ちゃんは哺乳するときに口が塞がってしまうので、鼻詰まりによって一時的に哺乳量が減ってしまうことがよくあります

1回の授乳量が減っても、こまめにおっぱいやミルクが飲ませてあげ、1日トータルで水分がしっかり取れるよう調節してあげましょう

頭を高くする(斜めにする)

大人も鼻水が多い時に平らに寝ると鼻が詰まり呼吸しにくくなりますよね

頭を少し高くしてあげると鼻詰まりが解消され楽になることもあります

あまり頭だけを高くすると気道が塞がり、余計苦しくなることもあります

頭から腰にかけてタオルなどで緩やかな傾斜を作ってあげるようにしましょう

子どもが小さいうちは風邪をひきがちですよね

自宅で様子を見てもいいのか受診した方がいいのかとても迷うと思います

鼻水が出る場合、受診の目安をまとめました

診療時間外でも受診(救急)

・発熱がある
・ぐったりしていて活気がない
・おしっこの回数/量が減っている
・おっぱい(ミルク)の飲みが悪い(食欲がない)
・呼吸が苦しそう(顔色が悪い) など

診療時間内に受診(小児科・耳鼻科)

・おっぱい(ミルク)を飲みにくそうにしている
・機嫌が悪い
・鼻水が黄色くドロドロしている
・鼻水/鼻詰まりが数日間続いている
・鼻詰まりで眠れていない
・口が常に空いている
・発熱がある など

受診するときは、

1.どんな症状があるのか(発熱・咳・鼻水など)

2.いつ頃から症状があるのか

3.今日の様子

などを確認して伝えましょう

夜間・休日に受診に迷う時は、子ども医療でんわ相談#8000を利用しても良いでしょう

厚生労働省HPより引用

子どもの鼻吸引についてその必要性とメリットデメリットについてお話ししました

風邪を引いた時に鼻水が出るのは私たちの体に備わったごく自然な反応です

過度に心配されずに、見守る勇気!も大切なことです

鼻が自分でかめるようになるまでのちょっとの間、頑張って乗り切っていきましょう!

この記事を読んで聞きたいことや不安に思うことがあればいつでもコメントやメールでご連絡くださいね

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